レイアウト用ユーティリティ
Utilities for layout
レスポンシブな開発を容易に行うため、Bootstrapには、コンテンツの表示、非表示、整列、スペーシングのための多数のユーティリティクラスが含まれています。
display
の変更
display
プロパティをレスポンシブに切り替えるには、displayユーティリティを使用します。これをグリッドシステムやコンテンツ、コンポーネントと組み合わせて、特定のビューポートにまたがって表示したり非表示にしたりすることができます。
Flexboxオプション
Bootstrapはflexboxで構成されていますが、すべての要素のdisplay
がdisplay: flex
に変更されているわけではありません。ほとんどのコンポーネントはflexboxを有効にして構成されています。
要素にdisplay: flex
を追加する必要がある場合は、.d-flex
またはレスポンシブユーティリティ(例: .d-sm-flex
)を使用してください。サイズや配置、間隔などのために追加のflexboxユーティリティを使用するには、このクラスもしくはdisplay
値が必要です。
マージンとパディング
要素やコンポーネントの間隔や大きさを制御するには、margin
とpadding
の余白ユーティリティを使用します。Bootstrapには、1rem
値のデフォルトの$spacer
変数に基づいた、6レベルのスペーシングユーティリティが含まれています。すべてのビューポートに対して値を選択するか(例: LTRで.me-3
の場合はmargin-right: 1rem
)、特定のビューポートを対象とするレスポンシブユーティリティを選択できます(例: LTRで.me-md-3
の場合はmargin-right: 1rem
でmd
ブレークポイントから開始)。
visibility
を切り替える
display
の切り替えが不要な場合は、visibilityユーティリティで要素のvisibility
を切り替えることができます。不可視の要素はページのレイアウトに影響を与えますが、訪問者からは視覚的に隠されます。